「賢者の数字」は、1から100の数字チップを集め、目標カードの達成条件を満たしていくゲームです 。
最終的に得点の合計が最も多いプレイヤーが勝利となります 。
内容物
目標カード: 27枚 (Level Ⅰ, Ⅱ, Ⅲ 各9枚)
数字チップ: 100枚 (1~100)
スタートプレイヤーマーカー: 1枚
フラグマーカー: 1枚
プレイ支援カード: 5枚
ゲームの準備
100枚の数字チップを数字の面を伏せてよく混ぜ、チップが重ならないように中央に遊びやすい広さに広げます。
目標カードをレベルごとにまとめて裏向きの山にして全員の手が届く場所に置き、各山から3枚ずつ表向きにして並べます。
各自、場のチップからウラ面が無印のチップを3枚取り、数字の面をオモテにして手元に置きます。これが開始時の手持ちチップです。
手持ちチップの中で最も大きい数字を持っているプレイヤーがスタートプレイヤーになります。マーカーを自分の前に置き、目印にします。
ゲームの流れ(手番で行うこと)
手番はスタートプレイヤーから時計回りの順で行われます 。手番では以下のいずれか(A. 受注 または B. 探索)を実行します 。
A. 受注
目標カードを1枚取得します 。
場の任意の裏向きチップを1枚取得します 。
目標カードを取得した列は、山札から3枚になるように補充されます。
未達成の目標カードをすでに3枚所持している場合、受注アクションは選択できません。
B. 探索
手持ちのチップを使用し、数字の上に描かれているマーク(緑と赤)に従って、場のチップを操作します。
緑マーク(公開):マークの数だけ場の裏向きチップを表向きにします 。公開したチップは手番終了後も表向きのまま場に残ります。
赤マーク(取得):マークの数だけ場のチップを取得します 。取得は、今公開したチップに限らず、場のすべてのチップから選べます。
「探索」に使用したチップは、表向きのまま場に返されます。
フリーアクション:達成(いつでも行えること)
手持ちの数字チップをいつでも目標カードに乗せることができます 。
一度目標カードに乗せたチップは動かせません 。
特殊な数字チップとして、(10)と(100)は(1)とみなして使用することもできます 。
達成宣言
目標カードの灰色の実線のマスを、条件を満たした数字チップで埋めることができたら目標達成です 。
達成点:カード右上に書かれた達成点を得ます。
達成ボーナス:達成したレベルに応じて場のチップを取得します(Level Ⅰ:1枚、Level Ⅱ:2枚、Level Ⅲ:3枚)。ボーナスは表向き裏向きを問わず、場のすべてのチップから選べます。
追加点
目標を達成した後に、カードの点線のマスに左から順にチップを置くことができます。そのマスの右上に示された追加点を得ます。
手持ちチップの上限
手番終了時に手元に未使用の数字チップが7枚以上ある場合、6枚になるようにチップを使用するか、場に返さなければなりません 。
ゲーム終了と勝利条件
誰かが目標を規定数(プレイ人数に応じて4枚または3枚)達成した後、スタートプレイヤーの右隣のプレイヤーが手番を終えたらゲーム終了です 。
最初に規定数を達成したプレイヤーはフラグマーカーを得ます。
プレイ人数と規定数:
2-3人プレイ: 規定数 4枚
4-5人プレイ: 規定数 3枚
勝利点の計算
ゲーム終了時、以下を合算し、最も合計点の多いプレイヤーの勝利です 。
達成した目標の達成点の合計
追加点の合計
フラグマーカー(規定数達成で獲得。+2点)
達成不能の証明(1点)
「達成不能の証明」は、達成に必要不可欠な数字が他プレイヤーの目標カード上に置かれている事実を指摘することで証明されます 。
目標カード
Level Ⅲのカードには、集めるべき数字の例や、その数字に関するトリビアも書かれています 。
Level Ⅰ:
Level Ⅱ:
Level Ⅲ :
ソロプレイのルール
一人で10手番プレイし、より高得点を目指します 。
通常ルールとの主な違い:
ゲーム準備で、目標カードは最初に開かれた9枚のみを使用し、山札は使用しません 。
受注アクション時に目標カードの補充を行いません 。
探索アクション時に使用したチップは場に返さず、側に並べておきます 。
目標達成数に関係なく、10手番行ったらゲーム終了です 。
判定基準:
15~19点: あなたは多分数字の才能があります
20点以上: あなたはきっと賢者にちがいない
30点以上: あなたはもしや、数字の神では?
