「王様の新しい街 さいころニュータウン」のルール

「王様の新しい街 さいころニュータウン」のオリジナルルールを紹介します。

◆ゲームの概要

さいころを使って家を建てていき、建てた家に入居者を迎え入れるゲームです。

◆勝利条件

勝利条件は最も多く栄誉点を得ることです。栄誉点は以下のさまざまな要素から獲得することができます。

・建てた家の価値
・家を建てた土地の価値
・建てた家や土地の条件によるボーナス点
・自分の家に入居した入居者による点
・王様からもらえる褒美の石の数

◆ゲームの流れ

ゲームは「建築ラウンド」と「入居ラウンド」からなります。

「建築ラウンド」は通常4ラウンド(延長1ラウンド)行われます。
1ラウンドは以下の6つのフェイズからなります。→詳細は後述

1.準備 :
各プレイヤーに資材を支給します
2.さいころ :
まとめてすべてのさいころを振り、手番順に1個ずつ手元に取っていきます
3.移動(1) :
手番順に職人コマを移動させます
4.やり繰り・仕入れ :
手番順にサイコロの振り直し・資材の仕入れなどのアクションを行います
5.建築 :
手番順に「建築」、資材の交換などのアクションを行います
6.移動(2) :
手番順に職人コマを移動させます(任意)

すべてのフェイズを終了したら、次ラウンドになります。

4ラウンド終了したら、延長ラウンドを行うかどうかを決めます。→後述

「建築ラウンド」が終了したら、「入居ラウンド」を行います。→後述

「入居ラウンド」を終えると、ゲーム終了です。最も得点の多いプレイヤーの勝利です。

※時間短縮でゲームしたい場合は、あらかじめ入居ラウンドを行わないと決めてプレイし、建築ラウンド終了時の得点で勝敗を決めてもよいでしょう。

◆ゲームの準備

●土地タイルを配置する

王様の土地を配置し、その周囲に16枚の土地タイルを配置します。
ランダムに配置してもよいし、タイルを見ながら相談して決めても構いません。

配置は基本的に自由ですが、ゲームが破綻しないために以下の条件を基準にするとよいでしょう。

・王様の土地に最低4つの土地が隣接している
・それぞれの土地が最低ふたつの土地に隣接している
・縦横が最大6×6の範囲に収まっている
・飛び地はつくらない

【配置の例】

  

配置が完了したら、王様の土地に城を建て、樹トークンを1個置きます。

 
お城の建て方は2パターン。お好みで。

●個人スペースを準備する

各自、個人シートと屋根トークン8個・職人コマ・得点マーカー・順番マーカーを受け取ります。
屋根トークンとゲーム中に得た資材トークン・王様の褒美の石は、個人シートの所定の場所に置きます。
得点マーカーは、個人シートの周囲に描かれた得点トラックの0のマスに置きます。

●共有スペースを準備する

空いている適当な場所に、資材トークン・王様の褒美の石を置いておきます。
サイコロを振るスペースを作ります。適度な大きさのダイストレイを用意するとよいでしょう。

●土地カード

土地カードを適当な方法(ランダム・ドラフトなど)を話し合って決め、各自4枚ずつ持ちます。
4枚の土地カードは自分の前に表向きに並べておきます。

→「土地カード」参照

◆土地カードのランダム配布
よく混ぜた土地カードを伏せたまま各プレイヤーに4枚ずつ配る

◆土地カードのドラフト配布
1.よく混ぜた土地カードを伏せて山にし、上から4枚表向きにして並べる
2.最初のプレイヤーは1~3枚選んで取り、取った枚数分、山から開いて補充する
3.同様にして、全員が1~3枚を取り終えたら、逆順で、手持ちのカードが4枚になるように取る
4.2巡して全員が4枚ずつ土地カードを取得したら終了

3人以下の場合、余った土地カードは脇によけておきます。
※土地タイルを減らして配置している場合は、対応する数字の土地カードをあらかじめ抜いておきます。

●入居者カード

入居者カードは入居ラウンドまで使用しません。脇によけておきます。

●順番・スタート地点

各自、自分の土地のうちで一番小さい数字の土地に自分の職人コマを置きます。
土地の数字が小さい順に、王様の土地に順番マーカーを置きます。
以降、順番マーカーの順にプレイを行います。


◆建築ラウンド

「建築ラウンド」は通常4ラウンド(延長1ラウンド)行われます。
1ラウンドは以下の6つのフェイズからなります。

1.準備
2.さいころ
3.移動(1)
4.やり繰り・仕入れ
5.建築
6.移動(2)

各フェイズの詳細を以下に説明します。


◇1.準備フェイズ

準備フェイズでは以下の3つを処理します。

1.順番マーカーを置く

現在各プレイヤーの職人コマがある土地の数字を比べ、数字の小さい順に王様の土地に順番マーカーを置きます。

2.資材を支給する

1)各プレイヤーに、手番順に応じてストックから資材(1・2・3・4)を支給します。
2)各プレイヤーに、建てた家の数に応じてストックから資材を支給します。

3.樹を植える

手番1のプレイヤーはサイコロを2~4個(任意の数)振り、出た目の合計の数字の土地に樹トークンを置きます。
※合計の数字の土地がない場合や、すでにその土地に樹がある場合は、最も近い数字の樹のない土地に置きます。


◇2.さいころフェイズ

さいころフェイズでは以下を行います。

1.さいころを振る

手番が最後のプレイヤーは、全員のさいころを集め、すべてのさいころを一度に振ります。

※ダイストレイは付属しません。各自でご用意ください。

2.さいころを取る

手番1のプレイヤーから順に、任意のさいころを1個選んで取り、個人シートのさいころ置き場に置きます。
全員が1個ずつ取ったら、2を繰り返します。

※6巡繰り返して全員のさいころが4色6個(赤・緑・黒・白・白・白)になるようにします。
※さいころを選ぶ際は、長考してゲームのテンポが悪くならないように、<1回につき10秒以内>というように、あらかじめ決めておくとよいでしょう。
※取るときは他のプレイヤーにも何を取ったかわかるように「赤の6」のように宣言して取るとよいでしょう。
※個人シートのさいころ置き場に置くときは、サイコロの目がわからなくなったり、変わってしまわないように注意して置きましょう。

※「赤の1」を取ったプレイヤーは、王様の褒美の石を1個得ます →「王様の褒美の石」参照


◇3.移動(1)フェイズ

手番順が最初のプレイヤーから順に、以下の行動をとります。
(★は必須、☆は任意)

☆赤の目を1減らし、白を1~3個振りなおす(何度でもできる)
☆赤の目を1減らし、緑を振りなおす(何度でもできる)
☆土地カードの特殊能力を使う →「土地カードの特殊能力」参照
★緑の目を移動回数分減らし、繋がった土地を移動する(移動しなくてもよい)
※他の職人コマがある土地に止まることはできません。通過は可。
※移動した土地に樹があれば、その場で現在のラウンド数に応じて資材(1~5)を得ます。


◇4.やり繰り・仕入れフェイズ

手番順が最初のプレイヤーから順に、以下の行動をとります。
(★は必須、☆は任意)

☆赤の目を1減らし、白を1~3個振りなおす(何度でもできる)
☆赤の目を1減らし、黒を振りなおす(何度でもできる)
☆土地カードの特殊能力を使う
★残った赤の目の数に応じた資材(1~6)を得る
☆他のプレイヤーに資材(4以上に限る)を譲る


◇5.建築フェイズ

手番順が最初のプレイヤーから順に、以下の行動をとります。
(★は必須、☆は任意)

☆土地カードの特殊能力を使う

☆黒の目の数を1減らし、資材を交換する(1個→2個/2個→1個) →「資材の交換」参照
☆黒の目の数分、資材を使って自分の家を建てる/増築する →「家を建てる」参照
☆黒の目の数分、資材を使って他者の家を増築し、自分の家にする →「《引き継ぎ》」参照
☆余った黒の目を次手番の職人に譲る →「他の職人の手伝い」参照

※家を新築もしくは増築した場合は以下の処理を行います。
1.得点を加算する。得点トラックにある得点マーカーを得点分移動させる
2.自分の土地以外の土地に家を建てた場合、その土地の土地カードを持ち主またはストックから得る


◇6.移動(2)フェイズ

手番順が最初のプレイヤーから順に、以下の行動をとります。
(★は必須、☆は任意)

☆緑の目に余りがあれば、緑の目を移動回数分減らして、繋がった土地を移動する
※移動のルールは移動(1)に準ずる
★緑の目に余りがない場合、あっても移動したくない場合は、パスを宣言する
★移動・もしくはパスしたら、自分の順番マーカーを回収する

1~6のフェーズをすべて終えたら、ラウンド終了。次ラウンドへ進みます。
これを4ラウンド繰り返します。

4ラウンド終了したら、延長ラウンド(1ラウンド)を行うかどうか、決めます。 →「延長ラウンド」参照


◇家を建てる

◆家の建て方

1.手持ちの資材を組み合わせて2×2・2×3・2×4・3×3のいずれかになるように置く
2.家の規格に応じて屋根トークンを載せる

【家の規格】
2×2・・・規格1
2×3・・・規格2
2×4・・・規格3
3×3・・・規格4

【家の建て方の例】

・黒の目を3減らし、資材を3個(大きさに関係なく)置く
・規格に合うように並べる(上図は規格2)
・規格に合った屋根を載せる ※屋根は黒の目を消費せずに置けます。

◆増築の仕方

1.すでにある家の屋根を一旦除き、階数を増やす、もしくは、面積を広げる(両方も可)
2.家の規格に応じて屋根トークンを載せる

◆建築条件

0.自分の職人コマがその土地にいること
1.白の目の合計が土地の数字と同じ
2.一つの土地に建てられる建物は家の規格の合計が4まで
3.家の増築は3階まで
4.2,3階の形状は下の階と同じ
5.1ターン中に必ず最低1フロア完成させ、屋根を置く
6.1ゲーム中に建てられる家の数は、持っている屋根の数に準ずる

◆ペントハウス

1.3×3の家に限り、ペントハウス(2×2)を作ることができる
2.ペントハウスを作れるのは家の持ち主のみ
3.ペントハウスのある家はそれ以上増築できない
4.ペントハウスは階数に数えない

【建築条件の例】


◆家を建てたときの処理

建築フェイズで家を建てたとき、または増築したとき、以下の処理を行います。

◇家を建てたとき

1.家の基礎点を加算します。
2.ボーナス条件を確認し、条件を満たしていればボーナス点を加算します。

・家を建てた土地に樹がある +1
・同じ土地に2件目を建てた +1
・5軒目の自分の家を建てた +1
・現時点で最大の家を建てた +1
・一列に4つ並んだ土地にすべて家が建っている それぞれの家につき+1
・2×2に並んだ土地にすべて家が建っている それぞれの家につき+1

3.家を建てた土地の土地カードを持っていれば、+1加算します。
4.家を建てた土地の土地カードを持っていなければ、その土地カードの持ち主またはストックからその土地カードを得ます。(※この場合、得点はありません)


家の基礎点とボーナス条件一覧(個人シートに記載)

◇家を増築したとき

1.増築後と増築前の家の基礎点の差分を加算します。
2.ボーナス条件を確認し、条件を満たしていればボーナス点を加算します。(※最大の家ボーナスのみ)
3.増築した家の土地カードを持っていなければ、その土地カードの持ち主からその土地カードを得ます。


◆王様の土地

王様の土地に関していくつかの特別なルールがあります。

・王様の土地に入るためには、移動力が2必要(入るときに緑の目を2消費し、出る時は通常と同じく1消費します)
・王様の土地に入ると、ラウンド数に応じた資材を得る(樹のある土地と同じ)
・王様の土地には何人でも止まることができる
※王様の土地にいる時は、土地の数字は19以上とみなす。複数の職人コマがある場合は、後から入った方がより大きい数字とみなします。
・条件を満たしていれば、先着2名まで王様の土地に家を建てることができる
※王様の土地に家を建てた職人は、1番なら2個、2番なら1個、褒美の宝石をもらいます。

◇王様の土地に家を建てる条件

1.すでに1軒以上家を建てている
2.褒美の石を1個以上持っている
3.白のサイコロの目が続き数字(123/234/345/456のいずれか)、
もしくはゾロ目(111/222/333/444/555/666のいずれか)


◆王様の褒美の石

王様はいつも職人たちの働きを気にかけており、様々な場面で職人に褒美の石を与えます。

・自分の家を他の職人が増築した時 +1
・他の職人の建築の手伝いをした時 +1
・他の職人に資材(4以上)を譲った時 +1
・取った赤のサイコロの目が1の時 +1
・王様の土地に家を建てた時 1番目+2 2番目+1
・期限を守って終了した時 延長した人数分 →「建築ラウンドの延長」参照

ゲーム終了時に、褒美の石1個につき栄誉点+1、そして最もたくさん褒美の石を持つプレイヤーはさらに栄誉点+5を得ます。


◆土地カード

各プレイヤーはゲーム開始時に4枚の土地カードを持ちます。土地カードに対応する土地を管理していることになります。

・所持する土地カードの土地に家を建てると、建てた時点で栄誉点+1を得ます(その場で得点トラックに加算します)
・自分が土地カードを持っていない土地に家を建てると、土地カードの持ち主から(あるいはストックから)対応する土地カードを得ます(※この場合、栄誉点はもらえません)
・所持する土地カードの土地に他のプレイヤーが家を建てた場合、その土地カードを家を建てたプレイヤーに渡します。
・建築ラウンド終了時に所持する土地カードに家が建っていない場合、栄誉点が-2となります。その土地カードは箱に戻します。

◇土地カードの特殊能力

土地カードには特殊能力が付与されており、ゲーム中に1枚につき1度だけ特殊能力を使用することができます。
土地の種類によって、特殊能力は異なります。

白のサイコロの目をどれか1つだけ、0にする、もしくは2倍にする

緑、赤、黒のサイコロの目をどれか1つだけ、+1する

緑の目と黒の目を入れ替える

資材1を入手する、もしくはストックに返す

※特殊能力を使用した土地カードは、横向きに置くなどして使用済みであることが判別できるようにしましょう。
※特殊能力を使用済みの土地カードが他のプレイヤーに渡った場合、特殊能力はリセットされ、再び使用可となります。


◆建築ラウンドの延長

1年(4ラウンド)が経過し、いよいよ新しい民の到着(入居ラウンド)が近づいてきました。しかし、まだ十分な作業を終えていない職人もいるかもしれません。
王様は寛大なので、そんな職人には期間の猶予を与えてくれます。そしてもちろん、計画通り作業を終えた職人には褒美を与えてくれます。

建築ラウンドが4ラウンド終了したら、延長ラウンド(1ラウンド)を行うかどうか、決めます。

◇延長ラウンドの参加を決める

1.各プレイヤーは延長ラウンドに参加するかどうかを順番マーカーを握って決めます。
2.延長したければ順番マーカーを握り、終了したければ何も握らず、全員が握りこぶしを出し、同時に手を開きます。
3.終了する職人は、延長する人数分の褒美の石を得ます。
例)・3人が延長し、1人だけ終了する場合、1人が3個得る
・2人が延長し、2人が終了する場合、2人が2個ずつ得る
(※全員終了、全員延長する場合は誰ももらえません)
4.延長する職人だけで第5ラウンドを行います。

●延長ラウンドの特別ルール

・準備フェイズで、樹は植えません。資材の支給はされます。
・さいころフェイズでは、各自さいころ6個を自分で振り、サイコロ置き場に置いて使います。
・さいころの目が気に入らなければ、1度だけすべてのサイコロを振りなおすことができます(※特定のさいころのみを振りなおすことはできません)


◆建築ラウンドの決算

延長を含めた5ラウンド(誰も延長しない場合は4ラウンド)が終了したら、建築ラウンドの決算を行います。

・終了時に手元に余っている資材をストックに返し、資材1個につき栄誉点を-1します。
・終了時に手元に資材が1つも余っていない場合、栄誉点を+1します。
・家の建っていない土地カードをストックに返し、1枚につき栄誉点を-2します。
・手元にある土地カードの価値に応じて、栄誉点を加算します。
芝生の土地・・・+3
石畳の土地・・・+2
煉瓦の土地・・・+1
泥土の土地・・・0

建築ラウンドの決算を終えたら、入居ラウンドに進みます。
※時間短縮で建築ラウンドのみと決めてゲームを行っている場合は、王様の褒美の石を決算し、ここまでの得点で勝敗を決定します。


◆入居ラウンド

長い旅を終えて、王子と花嫁の一族がこの国に到着しました。王様の新しい街に、新たな民を迎え入れる時が来たのです。

◇入居ラウンドの準備

1.手番順を決めます。

延長ラウンドに参加しなかった > 家をたくさん建てている > 褒美の石をたくさん持っている > 今いる土地の数字が小さい

上記の順に順番マーカーを置きます。

2.16枚の入居者カードを伏せたままよく混ぜます。その後、1枚ずつ表向きに並べていきます。縦4列・横4列になるように並べます。最下段を最前列とみなします。

3.各プレイヤーは自分のどの家に何人の入居者が入れるか、確認しておきましょう。

◇入居の条件

入居者カードには、入居で得られるポイント・入居者のアイコン・入居したい土地のアイコンが描かれています。
自分の家が建っている土地、家の大きさが、入居の条件を満たしていれば、入居者を受け入れることができます。

●入居できる人数
(家に入居できる人数)=(家の基礎点)です。
※1軒につき1家族(入居カード1枚)を入居させます。家の大きさに余裕があっても、2家族以上を受け入れることはできません。また、1家族を2軒の家に分けて入居させることはできません。

●入居したい土地
カードにあるアイコンの土地の家にのみ入居可能です。アイコンのない土地の家には入居させることはできません。4つアイコンがあればどの土地の家にも入居可能です。

●王様の土地の家
王様の土地に建っている家には、「王子と花嫁夫妻」と「花嫁の両親」のみ入居させることができます。
王様の土地の家に「王子と花嫁夫妻」または「花嫁の両親」を入居させた場合、ボーナスポイントを得ます。
※「王子と花嫁夫妻」と「花嫁の両親」は王様の土地以外の家に入居させることもできますが、その場合ボーナスポイントは得られず、通常の入居ポイントのみを得ます。

●「王子と花嫁夫妻」のボーナスポイント
「王子と花嫁夫妻」を王様の土地の家に入居させた場合、さいころを1個振り、出た目×2点を入居ポイントとして得ます。

●「花嫁の両親」のボーナスポイント
「花嫁の両親」を王様の土地の家に入居させた場合、さいころを1個振り、出た目+2点を入居ポイントとして得ます。

◇入居ラウンドの進行

1.手番順が最初のプレイヤーは、入居者カードの最下段の4枚から入居させたい家族のカードを1枚を選び、取ります。
※入居条件を満たすカードがない場合はパスすることができます。
※全員がパスした場合、最下段の4枚を最上段に移し、再開します。
2.取った入居者カードを、どの家に入居させるか宣言します。入居させたい家がある土地カードに重ねておくとわかりやすいです。
※この時、入居者カードと家は入居条件を満たしている必要があります。
※取ったカードを受け入れ可能な家を持っていない場合、2点減点となります。入居者カードは取った列の一番上に戻します。
3.入居者カードに書かれたポイントを得点に加算します。
4.カードが取られた縦の列のカードを下にずらし、常に最下段が4枚になるようにします。
5.次の手番プレイヤーに移り、1~4を繰り返します。

●後列の優先受け入れ
王様の褒美の石があれば、最前列(最下段)以外の入居者カードを取ることができます。

入居者カードに褒美の石を置くことで、そのすぐ後ろのカードを取ることが可能となります。
カードに置かれた石は、その後、そのカードを取ったプレイヤーが得ます。

◇入居ラウンドの終了

自分の家がすべて入居者を受け入れ済みのプレイヤー、受け入れ可能な入居者カードが場になくなったプレイヤーは、終了宣言し、順番マーカーを回収して、入居ラウンドから抜けます。

全員が終了宣言するか、場に並んだ入居者カードがなくなった時、入居ラウンドを終了します。

◇入居ラウンドの決算

入居ラウンドを終えた時点で、入居者を受け入れていない家がある場合、家1軒につきー2点となります。

褒美の石1個につき栄誉点+1、そして最もたくさん褒美の石を持つプレイヤーはさらに栄誉点+5を得ます。

最も栄誉点を多く獲得したプレイヤーの勝利です。
同点の場合は、勝利を分かち合い、互いを称えましょう。

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